ボールは山城実業高校からのスタート。
私達はゾーンディフェンスの位置についた。
相手の8番は私達のディフェンスが変わったことに気づき、ゆっくりと歩きながら攻めてくる。
「ボール!」
私は近づいてきた8番に声を出しプレッシャーをかけた。
ドライブインしてこないように、一メートルくらい間隔を開ける。
ボールを持っているからといって慌てない。
この陣形を崩さないように、相手に攻めさせないようにするのが大切なんだ。
8番はサイドにパスを展開する。パスは四番に渡る。
パシッ!
「ボール!」
友梨も同じようにプレッシャーをかける。
相手の四番は落ち着いていて、ワンフェイク入れた後、反対サイドにロングパスを出す。
瑞穂がついていた5番にパスが渡る。
「ボール!」
瑞穂も声が出てる。
その時、8番が瑞穂にスクリーンをかけるために動いた。

