雪が降り積もった内野コーチの車からはなにも見えなくて、本当に二人きりのような状態で。
愛都の邪魔も入らなくて・・・唇はフニっと柔らかくて。
なんだか不思議な感覚だ。
「なんかしたくなった。嫌じゃなかった」
内野コーチはそっと唇を離して、私の頭を撫でた。
「嫌だったら、たぶん・・・グーで殴ってると思います」
「うわっ。こえー」
内野コーチはクククっと笑っていた。
「友梨が言うんです。私はきっと内野コーチのことが好きなんだって。そうなんでしょうか?」
「いや、俺に聞かれても・・・お前の問題だろ?」
「そうなんですけど・・・じゃあ逆に聞きますけど内野コーチは私のことが好きですか?」
愛都の邪魔も入らなくて・・・唇はフニっと柔らかくて。
なんだか不思議な感覚だ。
「なんかしたくなった。嫌じゃなかった」
内野コーチはそっと唇を離して、私の頭を撫でた。
「嫌だったら、たぶん・・・グーで殴ってると思います」
「うわっ。こえー」
内野コーチはクククっと笑っていた。
「友梨が言うんです。私はきっと内野コーチのことが好きなんだって。そうなんでしょうか?」
「いや、俺に聞かれても・・・お前の問題だろ?」
「そうなんですけど・・・じゃあ逆に聞きますけど内野コーチは私のことが好きですか?」

