「一緒に笑おう・・・か・・・・・・」 次の日練習が休みだったにも関わらず、私は体育館に足を運んでいた。 昨日黒さんに、「明日練習をしたいから体育館の鍵を貸して下さい」と頼んだら、黒さんは何も言わずに体育館の鍵を貸してくれたんだ。 体育館の裏口の引き戸の鍵穴に鍵を差し込み回した。 カチャリ・・・・・・ 「あれ?」 鍵を開けたはずなのに、引き戸が開かない。 私はもう一度鍵を入れ回した。 ガララ 今度は扉が開いた。 「おせーぞ」 「っきゃあああ!」