青蝶夢 *Ⅱ*

強く強く

私の手を、握り締める。

「そんな事はないわ
 今朝の電話で、彼は
 すぐに行くと、私に
 言ってくれた
 
 何か訳があるのよ
 きっと、そう・・・」

「もう・・・ 
 もういいよ、ママ
 現に、待ち続けても
 ヨシノは、ここへは来ない
 
 それが、ヨシノの答えなら
 私は受け入れる
 
 イブキ
 貴方は、本気で私を?」

伊吹は、不安でいっぱいの私に
微笑んで、言ってくれた。

「ああ、お前を迎えに来た
 俺とまた、一緒に暮らそう」

「ありがとう
 
 ここで、少しだけ
 待っていてくれる?
 新しい生活に必要な荷物を
 取ってくるから・・・」

「ああ」