青蝶夢 *Ⅱ*

「アイがいないと寂しいなぁ」

「うん、そうだね」

「アイにとっては、俺なんて
 三番目の父親で、いても
 いなくても一緒だけどな」

「そんな事無いよ
 
 絶対に無い
 
 アイは、ヨシノ
 貴方を必要としてるよ」

「そうか・・・だといいな」

私は、芳野を抱きしめる。

華奢な秘色の腕の中で
芳野の心は満たされ
心から安らぐのだった。

抱きしめる秘色も・・・
芳野と同じ気持ち。

「ねぇ、ヨシノ
 
 今夜は
 一緒に眠っていい?」

「ああ、一緒に眠ろう・・・」