青蝶夢 *Ⅱ*

私は、伊吹の大好きな
鶏の唐揚げ、豚肉の生姜焼き
をテーブルに出してあげた。

「はい、どうぞ」

「うまそう」

さっきまでの顔色が嘘のように
にこやかな表情で食事を進める
伊吹。

「うまい、最高」

そんな伊吹を見て、私と芳野は
微笑み合うのだった。

藍が帰ってしまった後・・・

冷蔵庫の中には
残ったエビ料理が・・・

ソファーに座って、ビールの缶
を開けた芳野は、お風呂上りの
最高のひと時を過ごしている。

「ヨシノ、作るの
 大変だったんだから
 残ったエビ料理
 全部食べちゃってよね」

「えっ、俺?」

私は、怒った口調と表情で
芳野を見つめた。