幼い私に、架せられた試練

それは、ものすごく、重く
辛いもので

私の心を容赦なく壊していった

私は、そこから抜け出す術を
知らずに、自分を殺して
その場所で何も感じていない
振りを続けながら生きてきた。

高校生になった私・・・

逃げ出そうと思えばできたかも
しれない、それなのに私は行動
を起こそうとはしなかった。

本当の私が叫び声を上げ
泣いていたのに・・・

自分で自分を苦しめて
籠の中で生きていた。

『君が望むなら
 
 俺が連れ去ってあげる』