「俺は
 どうすればいい・・・
 
 お前は
 どうしてほしい?」

耳元に響く、芳野の

優しく深い声に

堕ちて行きたい。

「俺にも分からない
 
 もう少しだけ
 このままで・・・

 お前を・・・忘れるまで」

静かな時が流れる・・・

「男に抱きしめられるのも
 そう、悪くないな
 
 イブキ
 お前だからかも・・・

 聞いていいか?
 お前は、いつから
 俺を好きになった?」