青蝶夢 *Ⅱ*

私は、庭に咲く蝶の花
ブルーエルフィンに
そっと、触れる。

私にとって、青い蝶は
幸せの象徴・・・

こんなにも、たくさんの
青い蝶が舞う姿を見つめ

大好きな、青の世界に
浸りながら

私は、涙を流す・・・

ここに、幸せは・・・?

あの日以来、伊吹は私に
指一本、触れる事は無い。

話す言葉は少なく、会話は
成り立たない。

彼が今、何を考えているのか
私には、さっぱり分からない。

彼の壊れた心の支えになり
貴方を悲しみから救い出して
あげるべきだと

芳野と歩む道を捨てて
伊吹の傍に残った、私

それなのに・・・・・・