青蝶夢 *Ⅱ*

きっと、茅野さんは

私が嫌い。

私も、彼女が苦手・・・

だけど今日は、こうして
楽しいひと時、同じ時間を
四人で過ごす事ができて
本当に良かったと心から思う。

でも・・・

私と芳野が今、又、関係を
結んでいる事を二人が知れば
・・・・・

知られてはいけない、秘密。

隠し通さなくてはいけない。

ベビーカーで、おとなしく
眠り続ける娘を気にして
芳野は、食事を取りながら
何度も何度も、娘を見つめる。

「大丈夫だよ
 さっき眠ったところなの
 まだ、当分は起きないから」

「ああ」