青蝶夢 *Ⅱ*

「貴方が悪いんだよ
 私の気持ちを
 置いてけぼりにして
 勝手に、私の事を・・・」

私の頬にかかる髪を
手で優しく掻き揚げる芳野。

「逢いたかった」

可愛い秘色・・・

芳野の唇が、私の唇に
触れる・・・

止まらないのは

貴方も同じ・・・

私達は夢中で、口づけ合う。

「ちょっ、やめ
 どうすんだよ」

「どうしよう・・・
 
 分かんない

 どうして、こんな時間に
 ヨシノ、ここに居るの?
 仕事は」

「そんなの今
 どうでもよくねぇ?」