冷たい月




璃空を乗せ、車を出す





『変かな?』




『お前がそんな服着るなんて知らなかったよ』




『ダメ…だった?』



『似合ってる』





俺がそう言って笑いかけると




璃空は安心したのか




いつもの表情になった


















軽く羽織ってるシャツから




華奢な鎖骨が見え






思わずドキッとしてしまった