冷たい月





20分くらい車の天井を見つめていた





コンコン!







…?








コンコンコン!






…!?





璃空が車の窓をノックしていた





少し恥ずかしいそうにハニカミながら…






ドアを開けて璃空が車に乗り込んだ







『ゴメン、無断欠席はヤバイと思って…
とりあえず、具合悪いから帰るって言ってきた』