冷たい月





最初は
バスケの話が中心だった。




練習中に顧問に注意されたことや
試合や練習試合の
反省点を改善するための相談





チームを引っ張っていく
キャプテンらしい悩みなど…





でも
璃空が3年生になる頃には




お互いの事を話すようになっていた。





璃空も敬語からタメ口になり



心を開いてくれているようだった。



そんな璃空に




どんどん惹かれていった。







話せば話すほど





璃空の魅力に惹かれていった。