『璃空…愛してる…』 私を抱きながら 何度も何度も耳元で囁いてくれた まだ耳にその声が残っていて 今も言われているような感じがする ーきっと私だけじゃない… 私の中の誰かがそう言う 私の中には沢山の私がいる こいつは いつも否定的な事を言う奴 いつも 心をかきみだしてくれる ーいずれ裏切られるさ… そう言って奴が 私の中で笑っている