一つだけ 信じ続けた
犯した過ち 気付けずに

右を見たら 左が消えて
上を見たら 足許消えた

夢の中ふわふわ浮かんで
夜に舞う蝶々迷い込んだ

時計のチクタク
今は想いを急かすだけ

風が吹いたら 抵抗せずに
太陽の近くまで


夢なんか嫌だよ 見たくも無いよ
夢の中では生きられないよ
涙が落ちるの 何で?


タンポポが 靴の下
涙堪えて 生きていた

水の音が 耳元で
息を潜めて 流れてた

貴方の声が 何処からか
優しく甘く 囁いてた


道の多さに戸惑って
どの道行くか迷いはせずに
夜に舞う蝶々の後ろ
ただただ付いて行く
どの道に行ったって
そこに貴方が居る事は
最初からわかっているから

もう迷わない
貴方からは離れない
もう間違わない
貴方の傍に居るから

まだ先は長いよ
まだ涙は御預け


時計のチクタク
夜舞う蝶々囚えてた