あたしの目は、 日に日に竹内を視界に捕らえていった。 「竹内っ!」 「あ、おはよう」 「おっはよーっ!」 何か事あるごとに竹内に近づいたあたしは、 教室内でも話せる仲になった。 小さい脳みそで一生懸命考えた悩み事を相談してみたり、 分からない問題を見つけ教えてとせがんだり。 だけど一番彼の事を理解したのは一言で今を話せるネットツールで、 ことごとく返信したり 冗談をぶつけあったり。 ネットとは便利すぎて、 あたしは現代の恐ろしさを知ったりした。