「んっ??」
声のするほうを見た。  そこには、顔の整った男の子がいた。
たぶん同じ学校だろう。
「どけっチビ通行のじゃまだぁ」
「なっ!チビとは失礼ねぇあんた何様よ!」
「俺??俺は神埼 大哉様だ!よぉく覚えておけ」
「神崎さん!?まぁそんな事より、体育館どこですか??」
「そんな事ってなんだよ!!っんだチビ迷子になったのか!!」
神埼とかいう偉そうな男は笑いながらそう言った。
「そっそうよ!だってこの学校広いんだもん。」
「お前1年か!?」
「そうよ!」
「小学生かと思ったぜ」
「っんな失礼な…。っっていうか体育館はどこなんですか!?」
「あ~~体育館ね。………。」
「はい。体育館です!」
「…………。」
「………;」