私は後藤 凛。今日は入学式なのです!!
私が入学する学校とは…。

超お金持ち学校、≪東雲学園≫なのです。
この東雲学院は世界的にも有名な学校で、お坊ちゃんやお嬢様が
通う学校なのです。
そんな学校になぜ、こんなに一般庶民の私が入学したかというと…。
それは1ヶ月前の事。


~1ヶ月前の後藤家~
中学校卒業後、私は家のためにアルバイトをしようと思った。
ところが…
「凛~!入学式は1ヶ月後よ!!用意はしてるの!?」
「お母さん。何いってるの~~??私高校になんて行かないわよ。」
「あれぇ??そうだったっけ!?でももう申し込んじゃったわよ!東雲学園。」
「はあぁぁぁぁぁ!!!!東雲学園ってあの東雲学園!?!?」
私はお母さんが何を言ってるか全然わからない。だって東雲学園は超お金持ちじゃないと入れない。そんなところにこんな一般庶民が入れるはずもない。
あぁ~~最近お母さん疲れてるのかぁ。
「お母さん、疲れてるのね…肩もんであげる」
「ありがとっっ♪けど、入学はほんとよ!東雲の理事長の奥さんはね、お母さんの昔からの友達なのよ!和美っていうのよ。でねこの前久しぶりに会ったのよー♪話しているうちに、和美があんたに東雲学園にぜひ来てほしいって言うの!」
はぁ。そーいうことね。はいはい。
ってそんな理由かぁぁぁぃ!!
~1ヶ月前の後藤家 終~


と、言うことなんです。
で、10分前に東雲学園に到着そして只今…迷子でございます。
「はぁ。なぜこんなに無駄に広いのぉぉ!?体育館どこぉぉ!!」
「うるさいっっチビ。」