しかし誤算、クリーダは吹っ飛びながらもプラズマを撃ち続けていたの。
徐々に落下するあたしは、プラズマによってどんどん削られちゃった。

『き…消えるぅーーーーッ!』

その時やっと、プラズマの放射が止まりあたしは地面に転がり、仰向けに倒れたクリーダの上に乗っかった。
どうやらクリーダは気絶したみたいね、もう起き上がる事はなかったよ。
辺りはすっかり静まり返っていた、もう雨は止んだみたいだね。

『ふぅ…終わったー』

立ち上がろうとして、そうだった足は無かったんだって事を思い出したけど、やけに地面との距離が近いなと思っておなかの辺りを覗き込んだら、信じられないものを見てしまった…。

それはとても表現出来るものじゃなかったから、あえて言わないでおくね。