『うぎゃ…イヤだーッ!』

反射的にあたしは抵抗していた、だって本当にイヤだったからだ。

「なんでよ、これが初めてって訳じゃないじゃ…!?」

唐突にスフェーンの言葉と動きが止まった。まるでいきなり凍ってしまったかの様に。

「な、何なの?これって…」

『あ…』

ガウンのヒモが解かれ、灯りの元にあたしの全てが露になっていた。
スフェーンが見たもの、それはクリーダがあたしに付けた印達だった。