しばらく ココアを飲んでいると 階段をあがる音が 聞こえてきた。 来た。 嘉弥が灯りをつけて、 ケーキをベッドの横にある 小さな机において、 俺をみた。 そして固まった。 ガン視だねぇ。 良いよ。 みるだけみなよ。 ココア飲んでるから。 そして飲み終わったから 「ご馳走-さん。」 そういって嘉弥の手に さっきまで中身の入ってた マグカップをおいた。