「ひどっ。 心配してるのに。」 なんて 文句を背中に聞きながら 俺はひらひら適当に 手を振って 目的地に向かいだした。 全く気が進まない。 嘉弥の名前を 出してくる時点で 根が腐ってるに違いないと 決め込んでるし。 つか嘉弥の名前 出されてなかったら 行かないけど。 なんてめんどくせぇ女に 手を出してしまったのか。 自分が恨めしい。 なんて過去の自分に 反省してると目的地に 着いた。 まだ人はいない。 待たせるとか良い度胸だな。 そう思ってると 後ろから誰かが 抱きついてきた。