「じゃあよろしく。」
行こうとする俺に、
「あ-わかったぁ...
っておい。」
肩をガシッと掴まれる俺。
口と行動が
伴わないほど力強いのね。
可愛らしい限りの
顔つきしてんのに。
そんなGAPいらねぇ-。
一向に放してくれなさそうな
尚兎君。
嘉弥に見られると
めんどくせぇな。
「呼び出された。」
「誰に??」
「まなみ。」
「あのまなみ??」
「...覚えてたんだ。」
尚兎は
そりゃね。
と苦笑いを浮かべた。
「喰われないようにね、
沙智君。」
「きもっ。」
君付けして語尾に
ハート付けてんじゃねぇよ。
違和感ないのがきもちわりぃ。


