しばらく観察してると 考え事をしてるとはいえ 何故か全く俺に気づかない 嘉弥が 「馬鹿。」 と呟いた。 馬鹿...??? もしかして俺のこと?? 「あ??」 やべっ。 声にでた。 嘉弥が完全に慌てている。 「誰が馬鹿なんだよ。」 そういうと必死に自分だと 言う嘉弥。 ....違うだろ。 俺だろ。 否定すればするほど 墓穴掘ってるし。 自分が馬鹿って 必死に訴えるやつ なかなかいないと思う。 ...ヤバい。 笑いがこみ上げてくる。