そんなことを思いながら 隣にいる嘉弥をチラッとみる。 ロングの ミルクティーブラウン。 緩くパーマがかかってる髪は ふわふわ。 触りたい衝動にさせる。 もはや魅力じゃなくて 凶器。 白い肌も、 嘉弥にあった化粧も。 制服からみえる鎖骨も。 無性に俺を ドキドキさせる。 ...貧乳のくせに。 触りてぇ.... 春の麗らかな気候は 人を落ち着かせるはずなのに 落ち着かない。 せめて外見だけでも 余裕を装っていると 知らない奴が声を かけてきた。 ....まただ。