「お前… 相談相手 にならねぇ」 「悪いね」 雑誌をパラパラと めくる悠介。 『彼女くらい つくれよ』と 心の中で呟いた。 言ったら 機嫌悪くなるし。 「んじゃ俺帰るわ」 「おー また来いよ!」 「じゃぁな」 時計を見たら 7時ごろ。 俺は香の部屋に 向かった。