「香がおかしい」 俺は 親友の悠介宅に お邪魔していた。 それは 香のことを 相談するため。 「何が おかしいわけ?」 ベッドに横たわり 雑誌を読む悠介が 寝返りをうつ。 「キスさせて くれない」 「は?」 「キスしてぇ」 「欲求不満かよ」 と悠介は笑う。