お母さんはアタシの
顔を見るなり全てを察知したのか



無言でアタシを抱き締めて…





いつもはアタシを
おちょくってばかりの
お父さんでさえ口を開かず、、





そんな気を使う家族に
余計に虚しさを感じて
この時アタシは初めて泣けた。








その日、後悔だらけの1日を過ごした。








大学生の姉はアタシを心配し
急いで帰ってきてくれたが
帰ってきた家庭は重い空気。







アタシは応援してくれた
家族に申し訳無さ過ぎて
顔を上げる事は無かった。