アタシ仮にも
不良が大嫌いでした。





大嫌いで大嫌いで
仕方なかったのに…




アタシが恋したのは不良。







それも、真面目な不良!?








で、アタシの彼氏も不良!!









「愛子~、大好きだよ~」





「にゃ!!は、恥ずかしいから離れっ」





「あの時はあんなに
可愛かったのになぁ~」





ちょ!!!

告白した時のを掘り出すな!!








「愛子ちゃん、チュ~」



碧唯に向き直された。




「や!!今、ここで!?」



コクンと頷く碧唯。








は、恥ずかし過ぎる!!







碧唯の顔がだんだん近付く。







「っちょ」




必死で手で押し返す…