でも、やっぱり腑に落ちないな。
アタシそこまで、あの
不良くんたちの仲良くないけど…
顔見知り程度だと思ってたのに。
いや、今でも顔見知り程度だよ…
「おい」
でも、気になるな~
「おいって!」
てか、潤くんの誕生日プレゼント
何がいいのかサッパリだよ。
「おい!!!藤田ッ!!!!!」
「は、はいッ!!」
いきなり怒鳴らて返事をしたけど…
「林田くん、アタシ藤原!!」
「おい、碧唯知らねえ?」
「神崎くんなら帰ったよ?」
「またアイツは…1人で。
あ!!お前潤の誕生日会来んだろ?」
「え?あぁ、まぁ」
「頑張れよ、お手伝い係り(笑)」
…そーいう事かい。
なる程なぁ~…
やっと腑に落ちたよ。
廊下をダルそうに
まさしく不良です!って
歩き方して去る林田を
思いっきり睨んで…
空いてると言ってしまった事に
ひどく後悔してしまった。

