「それより今から暇? さっきの仕切り直そうよ♪」 ガシッ 「きゃ!! いえ、あの帰ります…」 腕を掴まれる。 「いいでしょ? 行こうよ、どこ行く?」 「や、あの、本当に 結構ですって!!放して!!!」 痛い!! 掴まれている腕が痛みを増す。 誰か、 誰でもいい。 横を通り過ぎるたくさんの人達… 見過ごさないで…誰か、助けてよ。 涙が溢れ出す 最悪だ。 最悪だよ本当に。