寒い教室で、あなたと2人で

私の名前は
大宮美由。
中学1年
まだ入学して半年しか経っていない。
まだまだ幼い子供だ。
「美由!お前今日もずっーとボーと授業受けてただろ笑」
こいつは私の幼なじみの真田凉太。
とにかくうるさい。
まぁサッカーは人並みに出来ている。
「うん。」
私は素っ気なく答えた。
「お前そんなんじゃ光太君に好かれませんよー笑」
大野光太。
―私の好きな人
各クラス全員知ってる。知らないのは大野だけかもしれない。