「手が冷たい…」
私はふと呟いた。
「どーしたの?ストーブにあてたらあたたかくなるよ♪」
美鈴は優しく言った。
「うん…」
なんだか哀しい。
何故だかは…
多分大野のせい。
あいつを思い過ぎるとこんなになっちゃうんだ。


いつになったら振り向いてくれるのだろう…