初めて大野と接した日。
本当にいい日だと私は思った。

「良かったじゃん♪大野とぶつかって。好きな人いるとか超うらやましい!!」
美鈴は好きな人すらいなかった。
「あぁ、まじ緊張したー。死ぬかと思った…」
本当にまじで死ぬかと思った。あんな間近で大野を見たのは産まれて初めてのこと。
「ぷっ笑みゆ間抜けな顔してたもんね♪」
そう言い美鈴はずっと笑っていたのであった。