「サンキュ」 無邪気に見せる笑顔は 昔と全く変わらないよね 病気だなんて信じらんない 「ごめんね。和樹君から聞いちゃった」 「・・・うん」 「直也、ごめんね」 私はベッドの隣の椅子に 座って謝った 「何が・・?」 「沢山、酷い事も傷つく事もした」 「気にしてねーよ」 そう言ってくれる直也の優しさに涙が浮かんでくる