こっちを一度も見ずに 窓の外をずっと眺めてる直也 「直也、久しぶり」 そんな直也の方へ近寄り 笑顔で話しかけた 驚いてるのかな? なんだか面白い顔をしてるから つい笑っちゃった。 「ぇ、・・真希?」 「見ての通り、三浦真希です」 「そーだよな」 直也は小さく笑った こうやって、二人で 普通に話したのは 久しぶりだよね・・・・。 「花、ここに飾っとくね」 来る途中で買った花を 花瓶に挿してベッドの隣に置いた