笑えなくなったんじゃない
笑わなくなったんだ
あの日、君が突然いなくなってから
ありもしない偶然を期待して
もし、その偶然に出会ったとき
僕が笑ってなかったら
君は心配するだろう?
だから笑わないんだ
どこにいても悲しい顔をしておくんだ
そうすればまた君の中に僕の居場所ができる
バカだと笑ってくれていいよ
誰かに理解して欲しいとは思わない
そして今日も僕は心を失くして家を出る
いつ偶然に君と遭遇してもいいように
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