「思い出したか……。」 思い出す訳ないじゃん いい加減気ずけ……。 バカ武将。 「なんとなく。」 状況が読めた。 「桃乃…、お前の部屋はもうない。 虎之介、お前の処にでもおいてやれ。」 「承知致しました。」 桜風は、 桃乃が嫌いなんだ…。 この冷たい言いようにあたしは思った。