「そのとおり。」
わたしは、大きくうなづいた。
「それにしても、去年の花火大会よかったよね~。蝶々の花火好きだった。」朋子は、目を細めながら呟いている。そして、窓を見ていた。
空は、雲ひとつない。
「帰り道、一緒にかきごおり食べたよね。先輩とは、会えなかったけどさ。」朋子は、残念そうにいった。
「先輩、きっといろいろ忙しかったんだよ。テストと重なってたし。ってわたしたちもだけど。」
そういった後、わたしたちは、吹き出していた。
彼女は、同じ高校の先輩に恋している。
見ていて、羨ましくなるくらいだ。
確かに、先輩とは付き合ってはいないけれど、
お互いのアドレスを交換しており、メル友で仲もいい。
先輩に今、彼女はいないようだし、後は、朋子が勇気を出せばうまくいきそうにも見えた。
でも、彼女は、決して自分から告白をしなかった。
わたしは、ちょっとイライラする気持ちを感じながらその成り行きをみていた。
それにしても、今年は、誰と花火大会行くんだろう。 わたしは考えた。
思えば、朋子とは小学生のころから、ずっと一緒に花火大会に行っていた。
今年は、先輩と行くかもしれないなぁと思った。
わたしは、大きくうなづいた。
「それにしても、去年の花火大会よかったよね~。蝶々の花火好きだった。」朋子は、目を細めながら呟いている。そして、窓を見ていた。
空は、雲ひとつない。
「帰り道、一緒にかきごおり食べたよね。先輩とは、会えなかったけどさ。」朋子は、残念そうにいった。
「先輩、きっといろいろ忙しかったんだよ。テストと重なってたし。ってわたしたちもだけど。」
そういった後、わたしたちは、吹き出していた。
彼女は、同じ高校の先輩に恋している。
見ていて、羨ましくなるくらいだ。
確かに、先輩とは付き合ってはいないけれど、
お互いのアドレスを交換しており、メル友で仲もいい。
先輩に今、彼女はいないようだし、後は、朋子が勇気を出せばうまくいきそうにも見えた。
でも、彼女は、決して自分から告白をしなかった。
わたしは、ちょっとイライラする気持ちを感じながらその成り行きをみていた。
それにしても、今年は、誰と花火大会行くんだろう。 わたしは考えた。
思えば、朋子とは小学生のころから、ずっと一緒に花火大会に行っていた。
今年は、先輩と行くかもしれないなぁと思った。

