「わっ!!」
後ろから突然肩を掴まれた私は、驚いてグロスの筆を頬まで滑らせてしまった。
「さーえこっ」
犯人はコウ。
「びっくりしたー!グロスはみ出しちゃったじゃん!」
私が振り向くとコウは
「ごめんごめん!」
笑いながら自分の手で私の頬についたグロスを拭きとった。
「…ベタベタになるよ?」
「うわっっ!!まじだ!ベタベタする!!」
会って早々テンションの高いコウ。
バスの中で考えてた不安など一瞬でどこかに消え去っていた。
「それじゃ行くか?」
「うん!」
ボロボロのベンチに座っていた私は立ち上がってコウの少し後ろを歩く。
後ろから突然肩を掴まれた私は、驚いてグロスの筆を頬まで滑らせてしまった。
「さーえこっ」
犯人はコウ。
「びっくりしたー!グロスはみ出しちゃったじゃん!」
私が振り向くとコウは
「ごめんごめん!」
笑いながら自分の手で私の頬についたグロスを拭きとった。
「…ベタベタになるよ?」
「うわっっ!!まじだ!ベタベタする!!」
会って早々テンションの高いコウ。
バスの中で考えてた不安など一瞬でどこかに消え去っていた。
「それじゃ行くか?」
「うん!」
ボロボロのベンチに座っていた私は立ち上がってコウの少し後ろを歩く。


