そしてその日、母は医者に熱が下がらなければ危険だ、そのまま亡くなる可能性があると言われたと私に伝えた。
それを聞いてどんなに心配でも、祖母に会いたくても、私は祖母に会う事ができない。
せっかく帰って来たのに。
近くにいるのに。
3日後、祖母の熱は無事下がり、医者に熱が下がった事でまだ1ヶ月くらいはもつかもしれないと母から聞いた。
この時の医者の言う「残りの命の期間」がコロコロと変わっていたのは、それだけ判断しにくい状態だったかららしい。
「1ヶ月」
そう聞いた母は私に「帰れ」と言った。
何があるかわからないから帰りたくないと言うと「おまえ達がいたら全然ゆっくり休めない。はっきり言って邪魔。電気代や光熱費も高くなるから払えよ」と何も言わせないような言葉を浴びせられた。
毎日家の掃除をして食事を用意して気を遣って。
限界だった私にはそんな言葉がちょうどよかったのかもしれない。
それを聞いてどんなに心配でも、祖母に会いたくても、私は祖母に会う事ができない。
せっかく帰って来たのに。
近くにいるのに。
3日後、祖母の熱は無事下がり、医者に熱が下がった事でまだ1ヶ月くらいはもつかもしれないと母から聞いた。
この時の医者の言う「残りの命の期間」がコロコロと変わっていたのは、それだけ判断しにくい状態だったかららしい。
「1ヶ月」
そう聞いた母は私に「帰れ」と言った。
何があるかわからないから帰りたくないと言うと「おまえ達がいたら全然ゆっくり休めない。はっきり言って邪魔。電気代や光熱費も高くなるから払えよ」と何も言わせないような言葉を浴びせられた。
毎日家の掃除をして食事を用意して気を遣って。
限界だった私にはそんな言葉がちょうどよかったのかもしれない。


