そんな現実を知らされた胸の内は憎しみで溢れていた。

母や母の妹や、父。

そして自分を憎むばかり。


中でも母と父の事はこれまでの事があったせいかその憎しみようは尋常ではなかった。


何度も心の中で死んで欲しいと思った。


憎くて憎くて本当に縁を切ろうと考えていた。

毎日毎日。


しかし

そうはできない状況に事態は変化していく。