午後には新しく住む町に着いていた。

全く知らない土地で知り合いも誰一人いない新しい町。


実家も田舎だったが、新しく住む町は高い建物も見当たらず、スーパーもろくにない田舎町だった。



引越しも無事に終え新しい生活が始まった。


最初の1ヶ月は母からの電話が耐えなかったが、1ヶ月も過ぎれば慣れたのか月に1度電話があるかないか程に減少していった。