いつものように朝起きると、テーブルに置き手紙と五千円が置いてある。


でもその日はそれとは別に、白い封筒が置いてあった。


手紙には

(いつもありがとう。一ヶ月分です。)


そう書いてあって、封筒の中を見ると一万円札が十枚入っていた。



けんちゃんはいつもくれていた五千円と別に給料として十万円を入れていたのだ。



それは流石に貰えないと思い、その日の夜
けんちゃんが帰ってくるまで起きて待っていた。