菜月とも愛美ともすぐに仲良くなれた。
特に愛美とは驚く程早く意気投合して、私は気付けば毎日彼女と一緒にいた。
最初は夜中外に出る事から始まり
厚塗りのファンデーションにつけまつ毛、チークに口紅とバリバリのメイクを覚え、すぐに髪も金色に染めた。
毎日夜中抜け出して、朝方に家に帰る。
これを繰り返すうちに、母は私が家に入れないようにチェーンをかけるようになった。
初めてそうされた時は玄関の前で笑ってドアをおもいっきり蹴った。
母は私を追い出す為にチェーンをかけていたのだから。
だから彼女の希望通り帰らないようにした。
最初は菜月や愛美の家。
それができない時は、シンナーの売人をしていた7つ年上の先輩、後藤さんの家に泊めてもらった。
彼の家には毎日色んな人が泊まっていた。
後藤さんは仕事をしていて昼間は家にいない。
でも家には誰かいる。
同級生だったり、後輩だったり。
特に愛美とは驚く程早く意気投合して、私は気付けば毎日彼女と一緒にいた。
最初は夜中外に出る事から始まり
厚塗りのファンデーションにつけまつ毛、チークに口紅とバリバリのメイクを覚え、すぐに髪も金色に染めた。
毎日夜中抜け出して、朝方に家に帰る。
これを繰り返すうちに、母は私が家に入れないようにチェーンをかけるようになった。
初めてそうされた時は玄関の前で笑ってドアをおもいっきり蹴った。
母は私を追い出す為にチェーンをかけていたのだから。
だから彼女の希望通り帰らないようにした。
最初は菜月や愛美の家。
それができない時は、シンナーの売人をしていた7つ年上の先輩、後藤さんの家に泊めてもらった。
彼の家には毎日色んな人が泊まっていた。
後藤さんは仕事をしていて昼間は家にいない。
でも家には誰かいる。
同級生だったり、後輩だったり。


