カラカラカラカラ… ズゥゥウウンッ! ガチャンッ…! 牙がすべて天井に戻るとドアが開き、扉の先からの光が漏れた… ピチャンッ… ピチャンッ… 長瀬の死体と牙の先から滴り落ちる血を避けながら岡本が扉に手をかけた… 最悪だ……… 南沢は部屋を出るまで天井の真下にあるタイルを睨んでいた………