いたずらに時間だけが過ぎて行く中、南沢と永澤だけが懸命に鍵穴を探していた。



「……無駄じゃね?」
岡本が2人を見るなり言ってきたが、返答をせずただひたすら探し続けた。




「……あ!」

突如新島が声をあげた。

新島の方に目をやると封筒を電気に掲げて透かしていた。


「…何?」
永澤が近づくと、新島は封筒の端を破いた。



「………何か書いてある…!」
新島がそう言うと皆が腰をあげて新島の周りに群がった。






「『× in "light" 鍵が扉を開けるカギとなる。』…?」

封筒の中には確かにそう書いてあった。






…………っ!


南沢が何かに気づき、電気のスイッチの元へ素早く飛びかかった。







『light』と書かれた場所はこのスイッチだけ……




その中に………






スイッチを覆うフタを開けると…






「………あった!!『×』だ…!」

赤くペンキで『×』と書かれた中心に、『×』の形をした鍵穴が空いていた。