「…あ!アタシも!」
「…俺もだ…!」
そしていち早く岡本が封を開け、入っていたものを皆に見えるように出した。
「…鍵だ…!」
岡本はそれを見るなりドアの方へ駆けていった。
「…私にも鍵が入ってる…!!」
「……みんなに鍵が一本ずつ…!」
南沢がそれに気づくと6人は岡本の後に続いた。
「……チクショ…!!鍵穴がない…!」
ドンッ…!
岡本がドアを殴る。
「……じゃあこの鍵は何…?」
永澤が鍵をまじまじと眺める。
手に持つ部分は丸くリング状になっており、鍵を真下から見ると『×』の形をしていた。
鍵穴に合う箇所を求めて部屋の中を見渡しても、コンクリートの部屋にそれらしき場所は見当たらなかった。
2:31:49…
2:31:48…
2:31:47…
時間と共に温度は下がっていく…
永澤の体が身震いした。
少しずつ部屋の中で肌をさする音が耳に入る…


