『………永澤様、お待たせ致しました。…確認致しましたところ…………もしもし……永澤様?……永澤様…!?』




プツン……















「………なぜ大学生2人がこんなところに…?」
「……分からない…」
「…でも…彼女の方がもっと若いよ…。彼女こそなんでこんな場所に…?」
南沢は薄着の女性のことを指差した。





やがて誰もが喋らなくなると彼女のすすり泣きだけが部屋を響かせた……





「………ねぇ……年はいくつ…?」
隣にいた永澤が聞く。




「………はち…」
「…ん?」
「……18…。」
他の6人は皆驚いて顔を上げた。


「……じゅ…18!?」

コクリと頷くとさらにわんわん泣き出した。




「……よしよし…」
永澤が落ち着かせようと頭を撫でた。





女の子が少し落ち着いたのを見計らうと永澤は積極的に質問をした…


「……名前………教えてくれる…?」